JAVA言語 変数

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変数の型

種別型説明
論理値boolean真偽値。true または false。
文字char2バイトUNICODE文字。'u0000'～'uffff'。
整数byte1バイト符号付整数。-128～127。
short2バイト符号付整数。-32768～32767。
int4バイト符号付整数。-2147483648～2147483647。
long8バイト符号付整数。約-922京～約922京。
浮動小数float4バイト浮動小数点数。
double8バイト浮動小数点数。

boolean - 真偽値

boolean は真偽を表す値。 true または false の2値を持ちます。 
boolean v1 = true;
boolean v2 = false;

char - 文字コード

char は文字1文字分の変数を代入する事ができます。Javaのchar型は2バイトのため、日本語の全角文字1文字もcharには UNICODE（UTF-16）文字を代入します。日本語文字（全角文字）の1文字も char で表すことができます。'\u0041' は、文字コード 0041（16進数）の文字を意味します。 
char v1 = 'A';
char v2 = 'あ';
char v3 = '\u0041';
C/C++言語で用いられる、 char は 1バイトですが、Java の char は 2バイトです。また文字列を扱う場合はStringをご覧ください。

byte, short, int, long - 整数値

byte, short, int, long は整数値を表す long 型変数に数値を代入する際には、数値の最後に L をつける必要があります。例えば、128 という数値を表現する場合は byte ではなく short や int などを使用します。 
byte a = 127;
short b = 32767;
int c1 = 2147483647;
long d = 9223372036854775807L;
0x で始まる数値は 16進数、0 で始まる数値は 8進数と解釈されます。 
int c2 = 0775; // 8進数
int c3 = 0x79ab45; // 16進数
C/C++ 言語で用いられる、unsigned int などの unsigned（符号なし）はJavaにはありません。。

float, double - 実数値

float と double には浮動小数点数を代入します。float に数値を代入する際には、数値の最後に F をつけます。1.23e4 は、1.23×104を意味します。 
float f1 = 1.23F;
float f2 = 1.23e4F;

double d1 = 1.23;
double d2 = 1.23e4;
浮動小数点数では、以下の特別な値が用意されています。 
float f1 = Float.NaN;                  // 非数（Not a Number）
float f2 = Float.POSITIVE_INFINITY;    // 正の無限大
float f3 = Float.NEGATIVE_INFINITY;    // 負の無限大

double d1 = Double.NaN;                // 非数（Not a Number）
double d2 = Double.POSITIVE_INFINITY;  // 正の無限大
double d3 = Double.NEGATIVE_INFINITY;  // 負の無限大